こんにちは、ゼロイチです。
皆さん本を読んでいますか。
「本は人生を変える力を持つ」とまでと言われています。
そういうこともあってネットではよくこんな疑問を見かけます。
・本を読んだら人生は変わるのか
・本を何冊読むと人生変わるのか
・本を100冊読んだら人生は激変するのか
果たして本当なのだろうか?
こんな悩みに自己啓発書を100冊以上読んだ私が答えます。
先に結論から言わせてもらいます。
変わりません
本100冊読んでも何も変わらない理由
厳しいことを言いますが、本を読むだけで人生が変わるのなら苦労しません。
このブログを見に来てる方は薄々とその事実に気づいているのではないでしょうか?
では、本を読むと人生は変わるのは?嘘なのか。と言うとそうではありません。
実際、100冊も読めば脳内の思考は変わっているはずです。
むしろ、1冊の強烈な本を読むだけでも思考は変化しているはずです。
それでも、現実世界何一つ変化していないのは、
「脳内世界で完結してしまっているからです。」
せっかく人と違う考え方を取得したとしても、現実世界で行動しない限り何一つ変わりません。
本を100冊読もうが、1000冊読もうが行動しな限り、何も変化しないのです。
その考えはちょっと甘いです。
では、あなたは「以前読んだ本の内容を全て説明できますか?」と言われたときに
果たして答えられるでしょうか。
「答えれませんよね。」(私もそうです)
1年前に読んだ本の内容なんて1ミリも覚えてないのに体が勝手に動き出すはずがないのです。(深層心理に焼き付いてうんぬんは都市伝説ですよ)
人生を変えるには1冊の本で十分
よくわからない本を100冊読むより、自分がこれだと思った本を擦り切れるまで読んで
本の中に書かれていることを実践するほうがはるかに有益です。
実問題この世界は物理世界です。
現実の世界で手と足を動かせない限り何の変化も起きません。
本で得たことを手と足を動かして再現するのです。
それこそが行動であり、唯一絶対にして人生を変えることができる方法なのです。
そんな声が聞こえてきますが、それは自身の問題を解決する本と出会ってない可能性があります。ななめ読みをするような本では行動まで響きません。
何よりも本は鮮度があるうちに行動に移さない限り、どんな良書も忘却に捨て去られてしまいます。
では、動けない方のために具体的にどうすれば本を読んでから行動できるかを教えします。
キーワードは時間です。
連休など時間がたっぷりある日を確保してください。
そして以下のように行動してみてください。
・1日目:大型書店で1日かけて自分の悩みを解決する本を探し回る。
・2日目:(7:00頃)早朝に本を読む。→(10:00頃)興奮冷めやまないうちに行動する。
ポイントは、2日目の午前中に本を読んで行動してしまうことです。
人は朝起きたときが頭の吸収率が一番良く、さらに体力も残っているので行動しやすいです。
午前中にこのタスクを終わらせたら、午後は寝るなり、遊びに行ってオッケーです。
たったこれだけでも人生は変化します。
本で人生を変えるためにやること3つ
本と上手に向き合って人生を変えるために必要なことを3つまとめました。
今日から実践してみましょう。
積み重なった読まない本は売ってしまおう
このブログを読まれている方は既に本を買っている人が多いと思います。
ただ、買ったは良いがまったく読まなかったり、途中まで読んで放棄してしまったり、本が積み重なっていないでしょうか。
でもせっかく買ったから読まないとな~と思って早1年。
あーまた読んでないよ。と罪悪感に浸ってないでしょうか。
残念なことにこの感情はあなたの「本を読む」という思考の妨げになっています。
新しいことを始める前には常に思考の整理は必要です。
過去のタスクが終了していないとチラチラと影が頭の中に写ってきて集中できません。
悪いことは言いませんのでとっとと売ってしまいましょう。
そして、そのお金で1冊の良書を買いましょう。
また縁があれば売った本に出会えます。
今はその時ではないのです。
今、自分が必要な本だけを手元に置きましょう。
本屋に引きこもって悩みを解決する本を買う
先ほども述べましたが、本屋に浸りましょう。できれば大型書店を何店舗か移動したいです。
そして、悩みに悩んで1冊の本を買いましょう。
ジャケ(表紙)買いや本のタイトルにも騙されないよう、しっかり本を開いて目次を見ましょう。
そこにあなたの問題解決にピッタリな内容があることを確認してから買ってください。
そして、本を汚す覚悟で買ってください。
最近の本は見た目が良いので気負いしますが、本を傷付けずに読もうとする思考が邪魔です。
集中するためには原型について気にしてはいけません。
さらに本を買う上で気を付けなければならないことがあります。
それは本を2冊以上買わないことです。
理由は簡単で
- 2冊目も読まなくてはいけないという焦り(プレッシャー)から1冊目に集中できなくなる
- 2冊目が気になり1冊目に集中できなくなる。
があげれますが、
最悪なのは両方に手をつけて1冊も読了しないまま中途半端にしてしまうことです。
2冊同時に手を付けて訳がわからなくり放棄することは余裕で起こり得ます。
そして、本は積み上がるのです。
とにかく思考の邪魔をしてくるものを減らして集中できる環境を作りましょう。
いくら良質な本でも集中できてないと頭の中には入ってきませんからね。
良質なインプット(頭の中に入れる)を心がけるために、1冊に絞りましょう。
時間を限定して本を読む
本の書かれるていることを実践できないのは時間配分がおかしい可能性があります。
本を読むだけではなく、行動する時間もセットで用意しておくことが大切です。
本を読む時間で悪い例は、
・夜寝る前に本を読む
・隙間時間に無理やり本を読む。
・暇だからボーと本を読む。
夜寝る前の読書は明日の朝には忘却のかなたです。
本の内容は鮮度があるうちに行動することで記憶に結び付きます。
寝る前、隙間時間、暇読みでは行動に移す時間がないので記憶に残りにくいです。
ですので、行動する時間も含めてあらかじめ読書をする時間を選定しましょう。
全章で述べましたがおすすめは休日の朝です。
割り切ってここだけに限定して読書しても良いと思います。
それ以外は自由に過ごしましょう。
その方が悪い癖もつかずにメンタルにも良いです。
良質なアウトプット(行動に移す)を心がけるために、読書の時間を限定しましょう。
まとめ:参考書を読むより過去問を解く方が点数を取れるという事実
本を100冊読む。これは勉強に例えると参考書を100冊読むと同義です。
テストをするにあたって参考書を100冊読むだけで良い点を採れるでしょうか?
答えは「NO」です。
参考書を読んでから実問題を解いてはじめて勉強と言えますよね。
その中でもより点数に結び付くのは過去問を解くことです。
過去問はより実戦に近づくため、良い点を採ることに結び付きます。
自慢ではありませんが、私は1級土木施工管理技士(合格率30%台の国家資格)を過去問だけ解いて受かりました。
それもあって私は参考書は名前のとおり「参考にしかならないもの」だと認識しております。
本も読むだけでは参考書と同じです。
過去問を解くように本に書かれていることをアウトプットしていきましょう。
そうすることで初めて現実世界に影響を与えることができます。
「本だけ読んで脳内世界に閉じこもる」はやめにしましょう。
本を読む。そして行動する。
これこそがあなたの人生をより良いものへと変えてくれます。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます。