そんな方のために今回は図解を入れて、超絶わかりやすくドルコスト平均法について説明したいと思います。
長期投資をする上で習得しておきたい手法ですので、この際に覚えてみましょう。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは、
『ドル』はアメリカで生み出されたことから、(アメリカの通貨名)
『コスト平均法』は資金を分けて、同じ額で買い続けることを表してます。
定額積立は毎月などの定めた頻度にて、同じ金額で購入し続ける方法で、
株価が高いときは少ない株数を、株価が安いときは多くの株数を購入できるため、
株の取得単価を平均的な価格に収めることができます。
では、次の章で定額積立(ドルコスト平均法)について図解で説明していきます。
超絶わかりやすいドルコスト平均法
それでは図を使ってわかりやすく説明するので、気を楽にして確認していきましょう。
まず9月から投資を始めたとして、ドルコスト平均法にしたがって矢印のところで買います。
では、次の10月をみてみましょう。
気にせず矢印のところで定額で買いましょう。
では次の11月に進みます。
9月では5万で185株しか買えませんでしたが、11月では5万で227株買うことができています。
では次の12月に進みましょう。
表で確認してみましょう。
12月の時点でプラスになっていますね。
ドルコスト平均法を使えば、高値でつかんだ株価に戻らなくてもプラスに転じることができます。
最終的にこうなりました。
最初に高値で買った場所は、年で見るとまだ安い域だったことがわかると思います。
損益の結果はこうなりました。
何が何でも定額で買い続ける!それがドルコスト平均法です。
株の値動きはふたを開けて見ないとわかりません。上がるかもしれないし、下がるかもしれません。誰も予想できません。そんな中でもドルコスト平均法を使えば冷静に株価と向き合えますので、チャンスをものにすることができます。
ちなみにこの例は「VOO」のチャートをもとに作っています。
アメリカの有名なETFの一つです。
ドルコスト平均法が活きそうな右肩上がりのチャートをしていますね。
『S&P500』『VYM』『VOO』のような優良なETFを選べばドルコスト平均法は確実に機能しますのでおすすめです。
ドルコスト平均法を使って定額投資を始めよう。
ここまでで、ドルコスト平均法を使えば「投資チャンスを逃せない」ということをわかっていただけたと思います。
ただ、デメリットとして時間がかかるという点もあるので確認しておきましょう。
例えば余裕資金300万持っていても、月5万ずつというよう定額投資をすると、300万のパフォーマンスを発揮するのに5年掛かってしまいます。
ただ、逆をいうと、
余裕資金を貯めてから投資を始めるでのはなくて、『今から始めてしまった方がよい』ということになります。
管理人の体験ですが投資は始めることで学べることが多くあります。
まずはドルコスト平均法を使って1000円からでも良いので始めてみることをおすすめしましょう。
始めるには証券口座の開設が必要になりますが、楽天証券かSBI証券で選びましょう。
- 楽天証券なら「楽天ポイント」を使って株を買えるので現金を使わず、様子を見ながら始めてみるのもあり。
- SBI証券は「SPYD」といった高配当ETFでも定額積立ができるので、SBI証券でガッツリ始めてみるのもあり。
自分のスタンスに合わせてまずは始めて見よう。
本日は以上になります。
最後に投資は自己責任となりますのでご理解のほどをよろしくお願いします。
それでは、自由を目指して今日も行動あるのみです。
2021年2月現在、株価が下がり始めてきました。これからどのような動きになるかは誰にもわかりません。だからといって手をくわえて見ているだけだと時間が過ぎるだけです。こんな時にはドルコスト平均法が活きてきます。少額からでも良いので市場に参加してみてはいかがでしょうか。